医療レーザー脱毛とは
毛は毛乳頭から栄養を取り込み、毛母細胞が細胞分裂することで成長します。さらに近年になって、バルジ領域が発毛の指令を出していることがわかりました。
医療レーザー脱毛とは、強力なレーザーを照射し、熱エネルギーによってそれらの発毛組織を破壊する施術です。
レーザーは黒色（メラニン色素）だけに反応するため、周囲の細胞やお肌を傷つける心配はほぼありません。
組織を破壊する医療レーザー脱毛は医療行為に該当し、施術できるのは美容皮膚科をはじめとする医療機関に限られます。
エステサロンや脱毛サロンで行われているのは光脱毛といい、まったく別のものです。
医療レーザー脱毛に対する不安や疑問の中でも、一番気になるのはその効果ではないでしょうか？
ここでは医療レーザー脱毛で実際に得られる効果についてご説明します。
医療レーザー脱毛に使われているレーザーのパワーは、発毛組織を破壊するほど強力です。
1度細胞を破壊してしまえば、そこから再び毛が生えることはないので、永久脱毛効果が得られます。
ただし、毛には生え変わるサイクル（毛周期）があり、そのタイミングは1本1本バラバラです。医療レーザー脱毛がターゲットにする「成長期」の毛は全体の20％ほどしかないため、1回の施術ですべての毛を処理できるわけではありません。
医療レーザー脱毛を受けると、カミソリや毛抜きによる自己処理が不要になり、肌荒れや炎症などの肌トラブルが回避できます。
また、ムダ毛がなくなることで「化粧ノリがよくなる」「毛穴が引き締まって黒ずみやニキビができずらくなる」「お肌がトーンアップして見える」などのメリットも得られます。
さらに、レーザーの熱の作用でコラーゲンの生成が促され、お肌のハリ感・うるおいアップも期待できます。
脱毛を受けようと思ったとき、医療機関の医療レーザー脱毛と、エステや脱毛サロンの光脱毛（エステ脱毛・サロン脱毛）で迷う方は多いのではないでしょうか。
どちらも「脱毛」と呼ばれていますが2つはまったく違うもの。ここでは、両者のさまざまな違いを詳しくご紹介します。
医療レーザー脱毛は、強力なレーザーで発毛組織を破壊し、永久脱毛効果をかなえるものです。
医療レーザー脱毛
強いパワーで毛乳頭までしっかり作用させます。
毛乳頭自体が破壊され、毛穴からは毛が生えてきません。
次回、別の毛穴から生えてきた毛を照射します。
一方、光脱毛は美容脱毛とも呼ばれ、弱いエネルギーの光をあてて発毛作用を一時的に抑えるもので、効果は減毛・抑毛に止まります。
エステ脱毛（美容脱毛）
弱いパワーでの照射のため、毛乳頭まで作用しない。
一時的に毛はなくなるが、毛乳頭は残っている。
再び毛が生えてくるため、脱毛し続ける必要あり。
発毛組織に働きかけるという仕組みは同じながら、熱エネルギーの大きさが異なるため、脱毛効果にも明らかな違いがあらわれます。
熱エネルギーの大きさによって得られる効果に違いがあるのは前述した通りです。その結果、脱毛完了までの回数・期間にも差が出ます。
高エネルギーの医療レーザー脱毛は施術効果が高いため、5～6回・約1年～1年半で脱毛が完了します。 それに対し、エネルギーが弱い光脱毛は12回以上・2年～3年かかることが多いようです。 少ない回数で早く確実な脱毛を求める方には医療レーザー脱毛がおすすめです。
また、施術回数は部位によって異なります。ワキ・足・腕は濃く太い毛が多く、医療レーザーが反応しやすい部位です。そのため、脱毛完了までに約5回程度の施術を必要とします。
その他の部位について知りたい方は下記ページに記載してあるのでご確認ください。
医療レーザー脱毛も光脱毛も、発生した熱エネルギーによって痛みを感じる点は同じです。
痛みは照射パワーの強さに比例するため、強力なパワーを用いる医療レーザー脱毛のほうが痛みを強く感じる傾向にあります。
ただ、医療レーザー脱毛の痛みは「輪ゴムでパチンと弾く程度」とされていますし、最近の医療レーザー脱毛機器は冷却装置を搭載しているので、以前に比べると痛みは感じにくくなっています。
また、美容皮膚科 池袋フェミークリニックでは麻酔クリームのご用意など、痛みを軽減するための工夫を行っています。
より詳しく知りたい方は下記ページをご覧ください。
1回の施術費用を比較すると、医療レーザー脱毛より光脱毛のほうが安く設定されています。しかし、脱毛が完了するまでの回数が多くかかる分、トータルでみると高額になるケースは少なくありません。
また、光脱毛は発毛組織を完全に破壊できませんから、再び毛が生えてきたときに追加施術が必要になることも考えておきましょう。
医療レーザー脱毛は医療行為なので、施術は医師や看護師といった医療資格を持った人に限られます。
万が一、肌トラブルなどが生じた場合も、その場で対応してもらえるので安心です。
エステサロンや脱毛サロンで行われている光脱毛は、各店で研修を受けたスタッフが脱毛を行います。 医師や看護師は常駐していないため、トラブルが発生した場合は、改めて別の病院を受診することになります。
医療レーザー脱毛に使う機器にはさまざまなものがあり、搭載しているレーザーや照射方式で分類されます。
最近注目されているのが照射方式の違いで、「熱破壊式（ショット式）」と「蓄熱式」に分けられます。
それぞれの仕組みやターゲットにしている部分についてご紹介しましょう。
高出力のレーザーを照射して、毛乳頭、毛母細胞、バルジ領域という発毛に関係するすべての組織を破壊します。
1回の施術でも脱毛効果が感じられ、少ない回数・短い期間で永久脱毛が完了します。
低出力のレーザーを照射し、じわじわと熱を加えて発毛を指示するバルジ領域を破壊します。
照射領域が広いので1回の施術時間が比較的短いものの、脱毛効果を実感するまで時間がかかると言われています。
男性の体毛は女性に比べて太く濃いことから、「いくら医療レーザーでも男性の毛を脱毛するのは難しいのでは？」と思われる方もいらっしゃるようです。
しかし、医療レーザー脱毛に使われているレーザーは毛の黒色（メラニン色素）に反応するので、太く濃い毛のほうが効果を実感しやすいと言われています。
また、男性のヒゲは毛根が長く、脱毛するには強力なパワーが必要です。その点においても、医療レーザー脱毛はしっかりアプローチできて確かな効果を発揮できるのです。
実際に「毎日のひげ剃り時間を短縮したい」「ヒゲ剃りでの肌荒れが気になる」などの理由から脱毛を受ける男性は増えていて、ヒゲ脱毛はもはや定番の施術になっています。
ヒゲ脱毛をきっかけに足やVIO、お腹も脱毛する方を多く、メンズ脱毛の人気は年々高まっています。
開院20周年を迎えた美容皮膚科 池袋フェミークリニックは、「すべては患者さまの笑顔のために」という理念のもと、開院当初から医療レーザー脱毛に力を入れてきました。
これまでに40万件以上の症例を手がけ、経験を積み重ねる中で少ない回数・短い期間で効果を出すノウハウを確立しています。
確かな技術と丁寧な施術、そして患者さまに寄り添う気持ちを大切に、お一人おひとりに合わせた質の高い医療レーザー脱毛をご提供しております
美容皮膚科 池袋フェミークリニックでは、異なる特徴を持つ5種類の医療レーザー脱毛機器をそろえています。
確かな永久脱毛効果が出せる熱破壊式（ショット式）のみをセレクトし、患者さまの毛質・肌質、施術部位、施術当日のコンディションに合わせて使い分けています。
また、範囲の3分の1を重ねながら丁寧に照射することで打ち漏れを防いでいます。
施術時に緊張をしていると痛みを感じやすいことから、美容皮膚科 池袋フェミークリニックではリラックスできる環境づくりにこだわっています。
施術は壁で仕切られた完全個室で行い、照射のタイミングやスタッフの動きに合わせてお声かけをし、できる限り不安を取り除くように努めております。
また、必ずテスト照射を行い、その日の痛みの感じ方に合わせて照射の出力やスピードを調整しています。
それでも痛みが不安な場合は、麻酔クリーム（別途料金）もございますので、お気軽にお申し付けください。
※フェミークリニックグループサイトに飛びます（外部サイト）
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